連帯保証人ってお金を借りるのにどうして必要なの?
よくドラマなどで「連帯保証人になってしまって」なんていう話しを聞いたりしますが、実際連帯保証人とはどういう事なのでしょうか?また連帯保証人がいると何が違うのでしょうか?
ここでちょっとした言葉の違いなのですが、連帯保証人と保証人。実はこの二つが存在するのですが、内容は大きく違います。「保証人」は借りた側から「貸した人が返してくれないから貴方が返してくれ」と言われても「借りた本人に言ってください」と言えるのですが、連帯保証人だとそう言うわけにはいきません。連帯保証人になると強制的に「貴方が払ってください」と言う事態になるのです。それくらい差があるのです。言葉は似ていますが「連帯」という言葉が付くだけでこれだけの違いが出てきてしまうのです。
ではどうしてその「連帯保証人」が必要なのでしょう?簡単に言ってしまうと「払ってくれないと困る」からです。もちろん貸す側はあくまで「お金を貸す」という事ですので返すのが前提です。それが出来なければ貸し出す事も、もちろん出来ません。ですので特に今まで借りた事がある人で何らかの理由で返すのが遅れてしまった事がある人は特に「連帯保証人」を要求されるようです。
これだけ書くと「連帯保証人」になると言うのは相当覚悟のいる事だとわかります。一個人で借りる時でも大きな額であれば避けたい所です。ですがどうしても断れない場合もあれば悩む事もあるかも知れません。何にしても受けるに当たっては充分に相手と自分の事を考えてから引き受けるか受けないかを決めるしかないようです。