総量規制で融資限度額は年収の三分の一以下に

オリックス銀行のカードローンのように、融資限度額が800万円と、銀行に引けをとらない業者もあるが、通常は、初回利用時の即日融資限度額は50万円だ。従って、収入を証明する書類(源泉徴収票等)が必要とならず、融資を受けられる。返済を滞りなく済ませることで、業者との信頼関係を構築し、次回融資限度額が、引き上げられて行くのが通常のパターンだ。ただし、融資限度額は、総量規制(年収の三分の一以下)というハードルがあるので、際限なく引き上げられて行く訳ではない事に留意。各社、ほぼ300万円を、1つの融資限度額としているのが現況だ。

審査時間は、おむむね30分程度、過去に「事故」を起こしていなければ、まずパス出来る。CDやATMからの引き出しが可能なので、店頭や無人機(「アコム」が最初に設置し始めた無人契約機「むじんくん」)等へ出向く必要もない。指定銀行口座への振込みサービスも、ほぼ100%の業者が対応している。

また、即日融資限度額を、数百万円単位で借りたい人向けのコースを、別枠で用意している業者もある模様だ。しかし、その場合は、審査も厳しくなり、収入を証明する書類等の提出も必要となる。ただ、トレンド的にはマイナーな存在であり、即日融資限度額は、50万円と考えておいたほうが良い。即日融資は、当面の資金調達に必要な融資と位置づけられており、決して大口融資とは捕らえられていないのが現状だ。大口の融資を受けたいのならば、キャッシングではなく、銀行からの融資を検討すべきかもしれない。

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